燃料系にフィルターは必須です。JZX100燃料ポンプ交換!

以前、VproのセッティングをしたJZX100 マークⅡ

再入庫して来ました。

燃料ポンプが死亡して、エンジンが掛からないとの事。

 

ポンプそのものはアウトタンクで

ボッシュ製のポンプが

フロア下に付いてました。

前チューナーはなぜここにポンプを設置したのでしょう・・・。

今回はポンプを外してフィルターを介しました。

 

ここに送りのポンプが有ると言う事は、インタンクポンプは無い訳で

ユニットを外して見ると、こんな物が出てきました。

フィルターすらない、ただのアルミのパイプが

付いているだけです。

 

タンク内を覗いて見ると

良い感じに錆びてます。

今回ポンプが逝ってしまったのは、これらの錆を噛み込んだんでしょうね。

 

今回はこの錆びた燃料タンクは車両から降ろして

錆のないGX100用の燃料タンクを積みましたが

GX100は燃料リターンがなく

タンク内にリターンレギュレーターが装着されるタイプです。

 

もともと使われていた、錆錆のユニットは使いたくないので

今回のユニットにリターンパイプの接続口を

増設して組込みます。

 

もちろんインタンクポンプには

インタンク用フィルターを装着し

デリバリーパイプまでの間には、もともとポンプが装着されていた所に増設した

このフィルターも存在するので、万が一燃料タンクが錆びてしまっても

錆がインジェクターまで回ることを極力抑えられます。

 

各部の配線、配管が出来上がったら

エンジンを掛けて燃圧のチェックです。

 

上がり過ぎない事を見て、リターンホースが機能している事を確認したら

今度は燃圧レギュレーターに意図的に圧力を掛けて

燃圧がしっかり上がって行くかを見て、その燃圧で各部の漏れがないかを確認!

 

前回のイニシャルよりも燃圧は上昇傾向にあるので

AF計見ながら燃圧調整するのがベストですが、AF計は常設されておらず・・・。

これを機に常設しませんか?