VAB WRX-STI 痛恨のエンジンブロー!

先日のブログでちょこっとだけ紹介した

VAB WRX-STIから

エンジンが降りました。

 

早速分解して

見ましたが

1番が完全に逝っています。

 

オーナーに話を聴いたところによると

6速全開時にAFRが若干薄くなってきたのをメーターで確認しつつも

なぜかEVC6のスクランブルブーストスイッチを押してしまった・・・。

との事。

 

取り出したピストンさん

上から見ると、まあ、それなりにおかしなことになってますが

横から見るとその惨状が明らかになります。

今までお疲れさまでした・・・。

ゆっくりと休んでください。笑

 

2番4番側は

なんとかダメージは無いようですが

シリンダーブロックは左右1セットですので新品を購入し

右シリンダーヘッドも新品を用意します。

 

高強度鋳造ピストン使用と言うVABのノーマルエンジンですが

やはりチューンドエンジンとしては鍛造ピストンを入れたいので

各部をブラッシュアップし、タービンもより高出力の物を選択した上でリビルトして行きたいと思います。

 

前半にチラっと映っていたR35 GT-Rは

エンジンが組み立て室から降ろされて、これから車載作業に入ります。