ハードとソフト、両方できないと・・・。

エンジンは作れるんだけど、ECUセッティングはやらないんだよね・・・。

セッティングはするけど、チューニングエンジンは造れない・・・。

 

しばしば耳にするセリフです。

専門に特化すると、上の意見も正しいのかも知れません。

 

でも、エンジンの仕組みや加工ポイントが分かってないと

ECUセッティングの攻めどころが分からないだろうし

セッティングが分かってないと、エンジンのどこを補強したら

どう言う効果が産まれるのかが、あまり良く分からない。

 

エンジンビルドもECUセッティングも両方出来た方が良いに決まってます。

 

ハード面

レース用バルブガイド

強化スタッドヘッドボルトを使った、シリンダーヘッドの組込み

カムクリアランス調整の為のシム選定や組込み

メタルクリアランスの測定と逆算からのメタルサイズ選定

 

 

ソフト面

純正ECUデーターの読み取りや

各ツールを取り扱う技術

そしてデーターの編集は当然として

データー書き込みの多様化に対応する技術

 

そして純正ECU以外にも

フルコンを導入する技術も必要ですが

フルコン単体で動かすスタンドアローンの技術や

純正ECUを活かした上でのピギーバックの技術の両方が求められます。

 

言うのは簡単です。

でもここに書いたこと全部やれるようになるには結構な年月と経験

そして何よりクルマが好きじゃないと、なかなか難しいですよ。笑