HA36Sアルトワークスに関して、パワーグラフを載せていたのは
HKSのフラッシュエディターでセッティングした、この4WD車両だけでした。
そこで今回、FFのアルトワークスで各データーのパワーチェックや
現車セッティングを行っても良いと言う、非常に寛大なオーナーの許可を得て
HA36Sアルトワークス FF 5MTのパワーチェックです!
まずはノーマルECUでの測定とSTEP1、STEP2データーの検証から
ノーマル 58.9ps トルク9.9k
STEP1 64ps トルク10.8k
STEP2 69.2ps トルク11.8k
最初にパワーチェックしたアルトワークスの時に設定したTCF1.05での測定です。
外気温が33度、湿度も非常に高い状態での測定なので
4WDのパワーグラフに比べると若干数字が低いですが、まあこんなもんだと思います。
STEP1、STEP2と大体5psずつUPして行く感じなので
それぞれノーマル比 10%弱 20%弱の向上率ですね。
STEP1はレギュラーガソリン対応で38000円
STEP2はハイオク指定となり68000円
クルマの使い方や予算に応じて選んでいただく感じです。
そして、今回の注目、HKSのフラッシュエディターを使わずに現車合わせをした場合ですが
超高温の外気温をはねのけて、79ps トルク12.2kまでパワーアップです!
4WDのアルトワークスのパワーグラフが
こんな感じで、ノーマル時63.6psが76.3psまで向上しましたが
今回は58.9psが79psまであがったので、数字だけ見ると34%以上の向上率です。
フラッシュエディターを使わなくても、現車合わせすれば
ここまでアップデート出来ると言う事が分かりました。
ちなみに現車合わせセッティングは150000円~となります。
これはフラッシュエディターを使った場合も同じなので
その場合は別途フラッシュエディター本体代50000円が必要となります。
いつでもノーマルデーターに戻せるようにしておきたい!と言うオーナーにとって
フラッシュエディターは非常に便利ですが
特にそう言う必要性は感じないと言うオーナーにとっては5万円安い方が・・・。
いずれにしても当店では純正ECU書換でも
HKSのフラッシュエディターを使ったセッティングでも
HA36Sアルトワークスの性能を十分に引き出す事が可能です。
今まで、STEP1やSTEP2って、どれくらいパワーアップするんだろう?と
なかなか手を出せなかった人も多いと思いますが
今回の検証で数値をグラフ化出来、各回転数での特性もハッキリわかったと思います。
あらためて、HA36S アルトワークス用ECUチューン!
是非!!