現車合わせセッティングやDPFチューンを施して150psほど出ている
こちらの
DJ5FSデミオは今回初めての継続車検でした。
DJ系ディーゼルデミオは2.2Lのディーゼルエンジンに比べ
DPFが非常に小さく、パワーアップの為に燃料を多めに吹くと
DPFの自動再生が頻繁に入ると言うデメリットがあります。
このDJ5FSはそのデメリットをすこしでも快適にするために
DPFそのものに手を加えた上で専用チューンを施しましたが
最大の懸念は「車検に通るのか?」と言う物でした。
そこで今回愛知県豊田市にある三河陸運局にて
オパシメーターによるディーゼル排ガス検査をうけましたが
見事に基準値内に入っていました!
これから車検対応DPFチューン、流行るかもです。
気になる方、お問い合わせ下さい。
同じコンパクトカーでも
こちらはZC33Sスイフトスポーツです。
STEP2データーをインストールしたのですが
外気温が7度ぐらいまで下がった時のファーストアイドルアップ後
O2フィードバックが始まった直後にアイドリングが不安定になり
1000rpmから1200rpm付近を行ったり来たりすると言う症状が出ます。
酷い時はエンストしそうなぐらいドロップしてしまうので
LOGを取って原因を探り、現車合わせにてデーター変更しました。
ZC33Sは残念ながらワイドバンドのAFセンサーが付いておらず
ナローバンドのO2センサーのみです。
14.7と言う理論空燃比に対して、濃いか薄いかしか判断できず
「濃いから薄くして!あっやっぱり濃くして!!逆、薄くして~!!!」
見たいな感じで軽いパニックを起こすようです。
水温が30度まで上がってしまうと、ピタっと安定してまったく振れませんので
極低水温時のみにパニック発症します。
通常走行にはまったく問題ない領域ですが
今回はオーナーが何とか直してほしい!と言う事だったので
O2の個体差に合わせてデーターを現車に合わせて変更していきます。
完全にエンジンが冷え切っていないと出ない症状なので
1日2回しかトライできませんが、何とか4日目に作ったデーターで症状が無くなり
現車合わせ完了となりました。