W176ベンツ Aクラス A45 AMG セッティング進んでます!

先日のブログでW176 A45-AMGのセッティングをお知らせしましたが

以前行った

B180の様に簡単にパワーが上がる様なクルマではありませんでした・・・。

そもそも2Lでカタログ馬力360ps ブーストは純正の状態で最高1.8kまで掛けてます。

そんなエンジンにパワーアップの余地はあるのか?と思いつつも

ECUは開けてしまったので

各ソフトを駆使して、データーを編集、変更して行きます。

同時に純正ECUからのデーターではブーストが1.55kまでしか表示されない事が分かったので

純正圧力センサーの部分に

圧力が取り出せるアダプターをチーフメカニックに頼んで特急で作ってもらって

ダイナパックとデーターロガーに圧力入力出来るようにしました。

(このアダプター、量産したら売れるかな・・・?)

なので

エンジンルームから配線がニョキニョキ生え出て

セッティング中のソレっぽい風景になりました。

 

同時に

今日は店のパンフレット用の取材&写真撮影も入っていたので

A45をメインに撮ってもらいました。

あと書換中の画像とかね。

 

っで、肝心のパワーですが、B180とは違ってA45は

ノーマル時のパワーがTCF1.0で315ps前後しかありませんでした。

なのでカタログ馬力360psに合わせるためにはTCF1.15に設定して

358ps トルク48.5kを基準とします。

Logを取りながら各データーを確認し、データーを編集しては

ECUに書き込んで

車両に装着してダイナパックを回してパワーチェック!

このルーティーンを納得の行くまで続けて行く訳です!!

 

とりあえず現状では

目標だった400ps トルク50kは超えました。

高回転で意図的にカットされた様なパワーを自然に引き上げて

トルクは全体的に引き上げています。

立ち上がりトルクも早くなっているので、実走での速さは体感出来ると思います。

 

あと、このガレージリミッターも何とかしたいですね。

まだまだやる事は山積みですが、新たな主力車種として頑張りますよ~