JZX100 クレスタ サーキットでのセッティング&テスト走行を経てオーナーの元へ納車!

かなり長期の間お預りさせて頂いていた

JZX100 クレスタは最終セッティングを行うために岐阜県のYZサーキットへ!

ワープゾーンに侵入し、ワープスイッチを押しても

景色が変わらなかった・・・。

そうだ、運転してるの積載車だった・・・。

トンネルの長さ、伸びたんかいな?って思ったけど逆にこれが普通ですね。

いつもは

「トンネル短いな~」

って思いながらワープしてます。

 

っで

無事サーキットに到着して、ドリフトOKな枠になるのを待ちながら走行の準備。

万全を尽くしてきたつもりだけど、現場で出るトラブルも幾多も経験済み。

 

今回は始動噴射補正が多すぎたみたいで

店に居た時よりエンジンが被り気味で掛かりにくい・・・。

若干ではあるけど標高の差が関係してるのか?

クランキング補正と始動後補正、始動前噴射を絞ってだいぶ掛かりやすくなりました。

 

オーナーはドリフトのブランクが長いと言う事で

サーキットでの全開テストをして下さるのはこの方!

皆さんご存知、ドリフト界レジェンドの1人

ビーストアール代表 手塚強さん!!

 

ほぼ貸し切りのサーキットで

手塚さんが全開でクレスタのエンジンを回し倒すと言う

オーナーとしては何とも贅沢で

作り手としては何とも緊張感のある最終セッティング&テストです。

 

まずは自分がノックの確認や各データーのズレが無いかを簡単にチェックして

いざ手塚さんによる全開ドリフトへ

LINK本体からlogデーターを引っ張り出して

各項目が正常に動いている事を確認しつつ、フィーリングを聞き出します。

 

全開域だけでなく、ハーフ領域や踏みなおし時

低回転の高負荷時も問題なくエンジンがアクセルに付いてくるよ

っと言う事で大きな変更はせずにオーナーへドライバーチェンジ!

 

感覚を取り戻すまでは

「怖い・・・」

と言っていましたが、感覚を取り戻してからは

「超、楽しい!」

と言う事で

最終セッティングとテストは無事終了し、クルマを引き渡しました。

近い将来、このクルマが各地で暴れまわることを期待しています。

 

この度は長期間に及ぶ高額な作業依頼をして頂き誠にありがとうございました。

 

 

今回の様に仕様が大きく異なったり、パワーが大幅に上がっていて

オーナー自らが、いきなりドリフトしながらセッティングを出すのはリスキーだと言う場合

もちろん有料にはなりますが、手塚さんがセッティングドライバーとして

全開で踏み倒してくれる!っと言うサービスも提供可能です。

 

エンジンセッティングだけでなく

ドリ車としてのセッティングの方向性のアドバイスもしてくれるので

一石二鳥と言うには失礼ですが、その実、一石二鳥(笑)です。

 

当店にてエンジン製作やセッティング依頼の予定があるドリ車オーナーの皆さん

HP内問い合わせフォームやスマホのLINEを送るからお問い合わせ下さい。