ZC32Sスイフトスポーツ STEP1&STEP2 チューニングECU完成!

ダイナパックでのセッティングが始まり

ノーマル状態でのパワーチェックの結果をお伝えした

ZC32S スイフトスポーツは

ノーマル時 TCF1.25で124.7ps トルク17.8kからセッティングスタート!

まずはスピードリミッターとRevリミッターの変更から!

Rev7800 スピードは300km/hに変更して見ましたが

残念ながらパワー的にそこまでは出ません・・・。

 

続いてはチューニングECU入門版のSTEP1の作成

主にVVTIのマップを変更する事で、この辺りまでパワーアップします。

エミッションの関係でおかしな数字になっている部分を適正化するとこんな感じになりました。

Revの変更とスピードリミッターの変更、スロットルマップのリニア化と合わせて

133.8ps トルク18.7kになるのがSTEP1です。

 

続いて違いがはっきりと体感できるSTEP2の作成

STEP1と比べてもさらにパワーアップさせることが出来ました。

145.2ps トルクは19.7kになります。

5000rpm以降ではノーマルに比べてはっきりとわかるパワー感が体感できます!

もちろんRevの変更とスピードリミッターの変更に加え

(Revリミットはエンジンの耐久性を考えて7250rpmです。)

スロットルマップのリニア化も施工してあるので、

ノーマルの

アクセル踏んでも離しても反応しない領域・・・

は無くなります。

 

ここまでは

エアクリーナーはノーマルでセッティングしてきましたが

今回車両を提供して下さったオーナーは

元々は剥き出しのエアクリーナーとサクションが装着されていたので

その状態に変更(戻して)して、パワーチェック!

ピンク色がエアクリ剥き出し後ですが、低回転域のエアフロー電圧が乱れてしまい

1700rpm付近までAFRがかなり濃くなり、トルクが落ちます。

当然トルクが落ちればパワーもダウンしてしまいます。

 

2000rpm以降は微妙にパワーは上がっている様です。

それぞれのメリット、デメリットを考えて装着を考えれば良いと思います。

 

ノーマル時と比較するとSTEP2ではかなりパワーアップ出来ていることが分かると思います。

 

続いては

車両をダイナパックから降ろして、実走にてセッティング。

実走行はとにかくドライバビリティーの調整と加速感のバランスを取って行きます。

 

NA車両なので唐突なトルク上昇は起こりにくいのですが

スロットルマップを弄っているので、レスポンス良くも乗りやすい数字を

logデーターと体感をもとに探して行きます。

 

決まったな!と思われるデーターが出来上がると

一度データーをノーマルに戻して

ノーマル状態での試乗を行い、チューニングデーターとの体感差を確認!

間違いなく速くなっている事を確認したら

ECUに防水処理を施して、最終的に車両に装着&固定します。

 

今回はSTEP2データーをインストールして納車させて頂きます。

 

ECUは

エンジンルームを開けて

バッテリーの右横に居るので、すぐに分かります。

バッテリーのマイナスを外してカプラーを外せばナット2本で固定されているだけなので

一般の方でも比較的簡単に外せると思いますので、通販の敷居も低いです。

 

ECUを送って頂ければ、データーを変更して送り返す形で通販OKです!

 

STEP2に関しては必ずハイオクガソリンを使用してください。

STEP1はハイオク推奨ですが、必須ではありません。

ただしパワーは落ちます。

 

まずは6速MT車両用からの販売となりますが

CVT車両でテストしても良いと言うオーナーがいらっしゃいましたらご連絡下さい。