ロータス エキシージ V6 350SPORT ECU修理

昨日セッティング前準備を紹介したLOTUS EXIGE 350SPORTですが

実は入庫時にこんな症状になっていました。

この状態でエンジンは掛かっているんです。

 

でもタコメーターが動かずエンジンチェックランプが点灯しています。

走行は普通に出来るのですが、SPORTモードやRACEモードに切り替えられないのと

OBDでの通信を全く受け付けてくれません!!

 

ロータスディーラーに相談してみると

バッテリーのマイナス端子の脱着時、逆起電力で記憶喪失モードになることがある。

との事だったので、対策方法を試みてもらったのですが治らず・・・。

 

特にハイボルテージのリチウムイオン系のバッテリーを搭載している車両で

純正のボルテージレギュレーターが装着されていないクルマは

記憶喪失になりやすいそうで、同じようにタコメーターが動かなくなったり

エンジンチェックが点灯するそうです。

 

バッテリーのマイナスを外す際も、

水温に応じて設定されるシャットダウンタイマーが切れてから外すようにしないと

キーの位置はOFFになっていても、実際にはキーOFFになっておらず

電動ウォーターポンプを動かすための回路を強制シャットダウンしてしまい

エンジンチェックが点灯することもあるそうです。

 

バッテリーのカットオフスイッチを付けている人は、この辺りに要注意ですね。

 

ただ、今回のEXIGEはどの対策を行っても不具合から回復しなかったので

ECUのデーターを強制的に吸い出して、基盤を移設してアレしてコレして・・・。

 

さて、緊張の一瞬 E/Gスタート!

普通にエンジン掛かって、タコメーターも動きました!

エンジンチェックも消えて、OBD通信も復活です!!

 

こうしてECU修理が終わったので

VFオリジナルパワーゲート3での通信が可能になったのでした。

 

さて、最終パワーはどんな感じになったんでしょうね?

気になりますよね??

もうちょっとだけ引っ張ります。