先日ダイナパックに載せたNA1 NSXですが
日産系のROMチューンで使っていた512のSST-ROMの
下半分に256のデーターを書き込んでも、フェールセーフモードに入ってしまいます。
256のROMに書き込めば問題なくエンジンは回るので
256の窓付きROMに書き込めば良いのですが、空の256の窓付きが2個しかない・・・。
しょうがないので
ROMイレーサーを引っ張り出してきて
中身の入ったROMの窓に紫外線を当てて中身を空っぽにします。
消去後は専用のソフトで中身が完全に消えたかブランクチェックするのですが
11個消して、1個だけしぶとくデーターが残ってました・・・。
更に20分ほど紫外線を照射して、完全記憶喪失した見たいです。
データーを小変更しながらパワーチェックするのですが
ほぼほぼデーターが決まった最終段階でVTECが切り替わらないと言う事件が発生!
ハイカムに入らないと、ここまでパワー落ちるんですね・・・。
ソレノイドにいつまでたっても12Vが来ないので、ECU側のグランドに問題があると考え
バッテリー周りやECUのグランドを確実に繋げた所、物の見事に治りました。
ECUグランド、非常に大切です!
っで、最終的にはこんな感じになりました。
色々と負荷を設定して安定した時のノーマルECUパワーが252ps トルク26.8 TCF1.0での測定です。
これがECUチューニング後は282ps トルク29.6までパワーアップ
もともとの252psをカタログ馬力の280psに合わせようとすると
TCFは1.11になり
その設定でパワーチェックするとECUセッティング後は313ps トルク32.8です!
エキマニとマフラーが社外品にはなっていますが、結構良い数字になりましたね。
ダイナから降ろして、実走チェックに入ります。
NA1 NSXにお乗りの方で、このデーターを試したいと言う方いらっしゃいますか?
から担当の浅田までご連絡ください。