USE20 レクサスIS-F ECUセッティングへ

以前からオイル交換等のメンテナンスをさせて頂いていた

USE20 レクサスIS-F

V8 5Lの2UR-GSEエンジンを搭載した羊の革を被った狼的なクルマです。

 

非常に程度の良い状態を保っていますが、このクルマでドリフトもこなすと言うので驚きです。

 

そこで今回は

デファレンシャルを社外のLSDに変更しようと言う事になり

デフケースから

純正デファレンシャルを取り外して

機械式LSDを組んで行きます。

ただ、何でもかんでも組めば良いと言うのではなく

IS-Fの電子制御VDCとなるべく干渉しないLSDを選ぶ必要があります。

 

バックラッシュや歯当たりを調整しバカでかいスナップリングで固定するのですが

とにかくリングがでかくて厚いので、スナップリングプライヤーもアホみたいにでかいのが必要です。

 

たまたま1年ぐらい前に買っておいたプライヤーがサイズ的に使えたのでラッキーでした。

まあ、そんなプライヤーを使っても

反力に負けてぶっ飛んでったリングが事件を起こしたのは内緒です・・・。

 

LSDの装着が終わり

試運転を経て異常がないことを確認したら、今度はECUセッティングです。

 

今までレクサスや一部のTOYOTA車両は

SARDが販売しているCUVUと言う端末を買ってセッティングしていましたが

IS-F用は端末だけで18万円

現車セッティングすると30万を普通に超えてしまうと言う設定でした。

 

そこで今回はテスト的に

海外の端末を使ってセッティングをすることになっています。

イメージ的にはHKSのフラッシュエディターの様なシステムで

この端末の中にノーマルのデーターを含め3つのデーターを入れておくことが出来ます。

 

ちょっとレクサスに詳しい人なら

「えっノーマルデーター入れれるの?」

って思いますよね。

SARDのCUVUも一度書き換えたら、絶対にNomalデーターには戻せないってのがお約束ですから・・・。

 

でもこの端末にはノーマルデーターを入れることが出来

ユーザーが任意にデーターの変更をすることが出来る画期的なシステムです。

 

ノーマルデーターにプラスしてリミッターだけを変更したデーターと

パワーやトルクを上げたデーターを入れておけば

その日の気分に応じてデーター変更が自分で出来ちゃうと言う優れものです。

OBD端子で通信させてデーターのやり取りをすると

データーの読み書きが可能になります。

 

まだ正確な価格は決めていませんが、CUVUの半分ぐらいの値段で

端末とセッティングの提供が出来ればいいなっと考えています。

 

IS-Fも中古で購入した人が多くなってきて

そろそろ色々チューニングして行きたいと言う人が多くなっていると思います。

 

V8 5Lエンジンの本領を発揮させてみたい方

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