昨日大方のセッティングの終わった
GSE21 レクサスIS350は本日微調整をして最終パワーチェックにて
416PS トルク49.9kを発揮
緑のグラフが入庫時ですが、REVの引き上げも併せて
低速から高回転まで全域でパワー&トルクアップ出来ました。
入庫時に乗って見て、加速感がパッとしなかったのは
3500rpmまでのトルクが薄かったのが原因ですね。
HKSの遠心式スーパーチャージャーはルーツ式に比べブーストの立ち上がりが超遅いので
中速域まではNA的な考え方でセッティングしないといけません。
高回転域は過給機よりのセッティングを行うことが必要ですけどね。
実走セッティングでは主に低速域から中速域のレスポンスアップを念頭に微調整し
実際に乗って見て速いお感じる加速感の演出を行ってみました。
午前中にIS350の実走セッティングは完成したので
午後からは
ドライバー付きでZN6 86の実走セッティング
MOTEC M150はリアルタイムに書き換えが可能なので
ドライバー付きでセッティングすれば、純正書き換えで丸2日掛かるセッティングが2時間レベルで終わります。
高負荷全開域はダイナパックでセッティング済みなので、
ハーフスロットルやアクセルの踏み返し時&加速途中のレスポンスアップなどをメインに調整してみました。
同時に3000~4500rpmで発生するサージングの防止を試して
4500rpmの1ポイントだけでの発症に抑えることが出来、結果ブーストの安定にも貢献。
こういう過渡期のセッティングって、絶対にシャーシダイナモでは出来ない事なので
やっぱり実走セッティングは必須ですね。
今日は2台の実走セッティングを行って、2台とも大きなトラブルなく終了
朝、行き場のなくなったテントウムシさんを助けてあげたのが効いてるかも・・・