A/Fが濃くなってしまう症状が治り、本題に取り組んでいるSE3P RX-8
本題とは・・・
エアフロ埋め込みでのリセッティングなんです。
トラストのターボキットが装着されているこのSE3P
アクセルオフの時にやたらとミスファイアして、マフラーからポンポン音するのですが
ログを観察すると、アクセルオフの瞬間にエアフロ電圧が乱れてるんですよね。
そこで、エアフロをサクションではなく
インタークーラー以降、スロットル手前に埋め込んでしまう事で
流入空気の流れを安定させることが出来ればな~と目論んでいます。
86&BRZのトラストターボキットは、この埋め込みエアフロ方式を採用していますね。
っで、配管周りをバラして、エアフロの位置を変えてゆくのですが
ターボパイプを外して見ると、各パイプの抜け止め処理が出来てない?
いくらブースト0.4k付近と言っても過給されている事には変わりないので
ビーダーを使って抜け止め加工
続いてサクションをバラすと
ん?
なんですか、この処理は???
外から見るとキレイなテーパーになっているのに、
中を見ると元の配管と拡大された配管の隙間にシリコンが封入されてます。
これはアカンでしょ~
この先にエアフロが装着されるんですよ・・・
ちょうど良い曲がりパイプがなかったので、既存のサクションのテーパー根元で切断し
径の違う配管を3段階で溶接し、徐々に口径を拡大させました。
隙間のあるアルミ溶接は非常に苦手です・・・
これでエアフロがサクションでは無くスロットル手前に装着され、いわゆる埋め込み式になりました。
エアフロを装着したアダプターの口径はサクションに装着していた時と変わり有りませんが
装着位置で出力電圧に対する空気流量が変わるのは当然の事で
これから時間を掛けてVQのキャリブレーションを行ってゆきます。
Nistuneのオートチューナー機能が欲しい・・・