ダイナパックの空きを使ってS660 パワーチェック

半日ほど空いたダイナパック

たまたま掛かってきたパワーチェック依頼の電話

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すぐに来店できると言う事でしたので、ダイナの空きを使ってパワーチェック

 

他店さんでかなりチューニングが進んでいる車両と言う事で

剥き出しエアクリーナーに大型インタークーラー、大容量マフラー装着にプラグ交換

ハイオク仕様のブーストアップCPUにて

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パワーは85ps トルク14.7k

ブーストは1.2kほど掛かっていました。

 

同じデーターでも

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何回か測定するとノックリタードが入り、パワーは落ちます。

最初の3回は測れば測るほどパワーダウンしたので、

残る3回はエアクリーナーダクトとインタークーラーダクトに送風機を当てた所

パワーも安定しました。

やはり吸気温度を下げる事はパワーの安定につながります。

 

低速からトルクが発生して街乗りでも速さが体感できるパワーの出方だと思います。

いわゆる乗って速いクルマですね。

 

パワーグラフの中、下の方でちょろちょろしている青色のグラフは

当店デモカーのノーマル時のパワーですが

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ブーストを比較すると、結構な勢いで過給圧を上げていますね。

最大1.2kは少々デンジャラスな気がします。

お店のデモカーレベルで、

「何時壊れたって文句ないぜ!」

みたいなクルマであれば良いと思うのですが、ユーザーカーですと どうなんでしょう・・・

心配し過ぎなのかな

 

パワーチェックが終わると早々に

ZN6@黒86がエンジンビルド後の慣らし運転の為

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On the Dynapack

 

この後はBNR32 GT-RのリセッティングやR35の1000ps級のセッティングなど

ダイナパックの予約は全部で15台

 

たまたまダイナが空いていて良かったですね。