R35 GT-R GT1000タービン ダイナパックにて900psオーバー

昨日の段階でインタークーラーの導風板

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が完成し、ダイナパックに載せられていた

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R35 GT-R GT1000タービン仕様

今回は中速域のトルクダウンを補うために

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HKSのサージタンクも装着

単体で見たときは

「えっ?」

と思わず声が出てしまった色ですが、エンジンルームに収まると

まあ、なんとなく、見れるかな

良くも悪くも、見るからにチューンドエンジン!と言う雰囲気がプンプンです。

 

さて、当店初の900psオーバーを目指してセッティング

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して行くわけですが、クラッチやミッションの許容トルクもあるので、

かなりビビりながらのセッティングです。

まずはブースト1.2kあたりから始めて、徐々にブーストを上げてゆくのですが

とある段階で

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クラッチが滑った!

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あちゃー・・・トルクを下げていかないとね~

VTCと点火MAPを微調整して、最大トルクの発生のポイントを

ピンポイントからエリア的に広げてやり、クラッチの滑りはなんとかクリア

これでもクラッチを純正6枚から7枚に強化してあるんですけどね。

その後も何回か各MAPを調整し、EVC6のブーストMAPも合わせてセッティングして行き

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ブースト1.75k時920ps トルク128.3kを発揮

(オレンジ色のグラフ)

細い赤色のグラフがハイフロータービンを組んでいた時なのですが

トルクの立ち上がりポイントも3000rpm以降はGT1000タービンのが優秀と言う結果。

サージタンクが効いているのかな。

赤と青のグラフはブースト1.4kと1.2k

ブースト1.4kでもハイフロータービン時のブースト1.8kをピークでは追い抜いてしまっていますね。

 

今回初めてHKSのGT1000タービンを使用しましたが、

GT800と迷っているのであれば思い切ってGT1000を組んでしまっても問題なさそうですね。

もちろん、このタービンをキチンと回せるセッティングがあってこその出力ですが

下のトルクもそれほど犠牲にせずに、高回転まで一気にパワーが持続するGT1000 お勧めです。