メインシャフトのCクリップがぶっ飛んで
悲惨な状態になってしまったR35 GT-Rのミッション
店で出来る作業の
クラッチのクリアランス調整や
油圧アップ作業及び洗浄作業はすべて済ませて
IN THE HIACE
長野へ
到着後再度ミッションを分解し
各ギヤの確認・・・
今回は残念ながらメインシャフト側のギヤ、アテーサ側のギヤ共に再使用が出来ない状況です。
ギヤ歯の1/4が曲がってしまっています。
日産からは新品では供給してもらえないこの部品
今回は総帥のご厚意で、MY12モデルの新品ギヤを譲ってもらい組み込みました。
砕け散ってしまったCクリップ部分は
こんな感じにねじ山を新規で作製し、Cクリップではなくて でっかいナットで締め付けるように加工します。
肝心な部分は企業秘密って事で。
油圧を発生させる部分のギヤも
ギヤのバリをすべて取り除いて
再組み付け!
加工と修正の終わった各部品を最終的に組み付けて
ミッションベンチに載せ、試運転させます。
異音も発生せず、各シフトチェンジもスムーズに行われ、ミッション修理コンプリート
店に帰り
早速 車載
今度は
フライホイールハウジングを MY15モデルの物に交換してゆきます。