当店にも265/35ZR18が
入庫している
Zestino Gredge07R
なんか勘違いしている人が大勢いるみたいですけど
このタイヤ ケンダやナンカンみたいな いわゆるアジアンタイヤではなく
国産タイヤ!ですよ!!
知ったかぶりした輩が
「いやいや中国で造ってるんですよね~」
とか言ってますが、
BSやDLも海外でタイヤを製造していますが
海外製とは言いませんよね。
ZestinoのGredgeは日本国内で企画、設計され
日本国内の会社が流通を行っています。
価格を見て
「アジアンタイヤの割に、高いよね」
って声を聴きますが
逆です。
「国産タイヤの割には安いよね」
ってのが、正確な表現だと思うんですけど、まあ、この辺りは本人の捉え方なんで・・・
っで、3月2日、別件でYZ東サーキットに行っていたのですが
偶然にも開発ドライバーの日比野さんが来ていて、
このゼスティノ グレッジタイヤを履いたS14を試運転させてもらいました。
自分はテストドライバーでもなんでもないですし
タイムアタックしてもビックリするようなタイムは出せないですが
実際に乗って見て感じたのが、まずタイヤの剛性感の高さです。
アジアンタイヤ全般は、たとえハイグリップ系であったとしても
タイヤを潰してグリップさせる感覚が必要だと思います。
フロントに履かせた場合はブレーキやアクセルオフでタイヤに加重を掛けた後にステアインしないと
ステアの切り始めにウニョウニョっとした感覚が伝わってきませんか?
その点、このグレッジはタイヤ任せにステアを切ってもウニョウニョ感が出ませんでした。
サイドウォールの剛性をかなり固く設計して剛性を出している成果だと思います。
フルブレーキから更にブレーキ踏力を増してわざとロックさせても
ペダルを踏んでいる足の親指の付け根の力を、ほんの少し抜くだけでロックは解除され、グリップが復活します。
これもタイヤの剛性感の高さのおかげだと思います。
グリップ自体はスリックタイヤのようなベトベトしたグリップ感ではなく
ある程度までのグリップの限界をを超えると素直にスライドする感じですね。
イメージ的にはDLのディレッツァ スタスぺⅡの滑り出しに似ていますが、滑り出す限界はBSの71Rぐらいかな。
スライド後のアクセル調整で素直にグリップが回復するので
フロントタイヤの軌跡をタイヤ1本分だけリアタイヤを外側にはらますような
ドリグリ走行も比較的簡単に出来ました。
突然グリップがすっぽ抜けるハイグリップタイヤでドリグリをやろうとすると、
多角形コーナーみたいになってカッコ悪いのですが
(滑る、戻る、滑る、戻るの繰り返しでキレイな円弧が描けない)
グレッジなら比較的容易にスライドコントロール可能です。
ただ、全般的なグリップ力が高いのである程度パワーのあるクルマじゃ無いと
迫力のある長いドリフトは難しいかも知れません。
グリップでの練習でも十分使えるタイヤだと思うので
リアのコントロール性を重視したセッティングのFR車やFF車なら
フロントにRS リアにR
そこそこパワーのある4WDなら、前後RSでも行けるんじゃないかと思います。