先日エンジン始動まで漕ぎつけたGRX133 マークXの6速ミッション換装作業ですが
エンジン始動時には運転席と助手席を装着していなかったので
シート内にあるサイドエアバックのエラーが
残ってしまいました。
このままではエアバックの警告灯が点灯してしまい、今のご時世では車検に落ちてしまうので
左右のシートを装着して、エアバックのカプラーを挿したら診断機を接続。
エアバックコントロールモジュールと通信を行ってエラーコードを消去します。
同時にむき出しだったシフトレバー周りの内装を装着し
SARD製の6速トランスミッションキットを使用した
ATから6速マニュアルシフトへの
換装が完了しました。
納車整備も同時に終了となり
最寄りの陸運局にて公認車検と予備検査を受検し
無事、予備検査証に改が付きました。
ただ、取説の通りに6速載せ替え作業をするだけだと、こんなトラブルが…
実際に他店で載せ替えられたIS350で発症し、換装を行ったお店ではさじを投げられ
当店にて配線を1本ずつ確認してスイッチを後付けした経験があります。
それだけ重要なスイッチ追加ですが、世間的にはあまり認知されていない様で
「本当にそのスイッチ居るんですか?」
って電話だけがよく掛かって来ますね。
ただ、今回の車両はこの切り替えスイッチが他の場所にも関係していて
ドライブポジションに切り替えが出来ないと、バックモニターがリバースと連動しないと言う症状が出ました。
しかも一度バックモニターが映ると今度はリバースギアを解除しても
バックモニターが映りっぱなし!?って言う症状も出ます。
ん~、付けてて良かった切り替えスイッチ!
でもリバースからシフトを抜くたびに切り替えスイッチを自分で倒して戻すのはちょっと面倒なので
プッシュONスイッチを回路を組み替えたうえで装着しました。
このボタンを押せばバックモニターの画像が消える上、次にリバースにシフトチェンジしても
バックモニターが映らないという症状を無くします。
ATの時の様にバックモニターのON OFFを
完全にシフトチェンジに連動させようとすると、ニュートラルセンサーが存在しない
2GRエンジン用のマニュアルミッションでは かなりハードルが高くなりますが
ワンアクションを我慢してもらえれば、比較的簡単に対策が出来ます。
公認&予備検も無事合格出来たし、ひとまずバックモニターの件も我慢できるレベルにはなったので
今週末、他県の陸運局にて新規登録を行い そのまま納車と言う段取りとなっています。