先日、ダイナパックでのセッティングの終わったFD3Sは
実走でのセッティングとO2フィードバックの有効化設定
AEMのA/Fメーターには出力を切り替えれる機能があるので、ナローバンドで出力させた信号を
CPUのO2信号へ入力してしまいます。
純正で何万円もするO2センサーを買うよりも、AEMのA/Fメーターはセンサー込みで29000円ですので
純正O2センサーが壊れてしまったFD3Sの修理の一環としても有効です。
パワーFCのO2フィードバックには増量、減量の上限値があるので、
実際にフィードバックさせたいところで
理論空燃比近くになるよう、燃料噴射マップを書き替える必要があります。
規定値の中に入るとフィードバックを行うようになります。
下の動画で14~15付近をウロウロしている時がフィードバック中です。
カメラを手で持っているのでかなりブレブレで申し訳ない
回転数で2000~3200rpm前後
負荷としてはブースト0k付近がフィードバックポイントです。
普通のクルマはアイドリング中こそフィードバックさせますが、
13Bはエアポンプがまわるのでアイドリング中はA/Fが16~17前後
この数値を14.7に向かってフィードバックさせたらエラい事になります・・・
FD3S乗りの間では有名な圧縮復活走行も
このフィードバック領域を有効に使って、
燃焼室内のカーボンを吹き飛ばす事の結果として圧縮が復活します。
パワーFCからセッティング用のデバイスを取り外し、コマンダーに付け替えて
すべての作業完了です。