京都から入庫して下さった
CT9A ランエボ8は燃料系の強化とブースト&ECUのセッティングを依頼して頂きましたが
試乗した感じ クラッチがどうも滑りそうな予感がしたので
入庫時の体力測定も兼ねてパワーチェックを行ってみました。
今回のセッティングを思い立った一番の懸念個所
ブーストコントロールが思い通りに制御出来ないと言う症状ですが、やはり安定していないですね。
青いグラフがCモードの時のブーストですが、設定上はブースト1.5kを目指しています。
立ち上がりで1.7k以上まで上がってしまい
その後の推移もユラユラしてしまい、思い通りのブースト制御が出来ていません。
CT9Aでは意図的に立ち上がり時のブーストを若干オーバーシュートさせることはありますが
今回は意図せずにオーバーシュートしてしまっています。
A/Fも
Cモード時の推移が高回転で薄くなってしまっているので
全体的な燃料供給量が足りていない感じです。
パワー的には
366ps トルク52.6kでクラッチの滑りは発生しませんでした。
これから燃料ポンプの交換や燃料ハーネスの新規作製
調整式燃料レギュレーターの装着を行ってから、ブーストコントローラーのセッティングと
ECUのセッティングを行ってゆきます。