今回入庫したCKV36 スカイラインは
ATIのダンパープーリー装着とデフマウント&カーボンLSDの組み込みを行ってゆきます。
ATIダンパープーリーはZ33等ですと、そのまま装着することが出来ず
ベルトの掛け方を変えり、ベルトそのものを短い物に変更しなければいけなかったりと非常に厄介な代物です。
ただ、R35GT-RやこのVQ37HR用は改善が施されたのか?
基本的には純正品と交換するだけでOKでした。
テンショナーの位置もいい感じの場所に収まっています。
乗り味的にはシルキーな回転上昇になりますね。
純正がガサツな回り方をするノーマルVQ35DEに装着すると、かなりの確率でその違いが体感出来ますが
VQ37HRはもともとキレイな回り方をするので違いがどこまで体感できるかは微妙ですが
メタルへの攻撃性が減ることは悪い事ではないので、エンジンには優しいダンパープーリーです。
続いては
排気系を降ろして
デフマウントブッシュの
交換と
LSD
の交換です。
デフマウントブッシュは純正だと部品供給はされず、メンバーごと交換してくれ!と言われます。
その割には5万キロも持たずにブッシュが破れ、中かなグリスがブチュブチュに溢れ出して来ます。
このマウントも中のグリスがすべて無くなっている状態でした。
上の画像はジグでの取り外しを試みている所ですが、残念ながら無理でした・・・
特殊な方法(笑)で純正ブッシュを破壊して取り除きます。
マウントそのものはネットで調べると
複数ヒットしますが、正直あまりよろしくない商品も多いです。
今回装着したものはオーナーが持ち込んだものですが、良いか悪いかのコメントは控えさせて頂きたく・・・
交換2万キロほどでブチブチに切れてしまう物が世の中では多数流通しております。
社外部品を選ぶときにはどうぞ ご慎重に