コンテンツ

FIAT500を国産エンジンと5速ミッションに載せ替えませんか?その1

昨年の年末になりますが

当店で手塩にかけて製作したFIAT500が、高齢者の運転する暴走車に追突され

BODYがお亡くなりになりました・・・。

 

エンジンは普通に掛かりますし

低速域での移動レベルであれば自走も可能です。

 

結論から言うと

この車両のエンジン、ミッション等の基幹を

自分のFIAT500に移植したい!

と言うオーナーを募集します!

 

 

では、このFIATにどれくらいの手間が掛かっているのかご紹介します。

 

事の始まりは、関東のショップでサンバーのエンジンと3速ATに載せ替えてもらった物の

3速ATのままでは60km/h巡航でエンジンが吹け切っている様だし

エアコンもサンバーのユニットがゴソっと助手席に載せられていて

1人乗り仕様・・・。

なんとか出来ませんかね?

と言う問い合わせから始まりました。

 

3速ATを5速マニュアルミッションに載せ替え

サンバーのエアコンは撤去。

汎用のクーラーを装着して

まずは第一段階完成となったのが

2016年の10月でした。

当初完成時時のブログはコチラ

 

基幹が好調になったので、オーナーが考えたのは・・・

BODYをリフレッシュしよう!

エンジンやミッションなどのすべてをクルマから降ろして関西のレストアショップへ。

 

1年半ほどのレストア期間を経て

2018年の6月に

当店にBODYが戻って来ました。

 

折角なのでECUはLINKのフルコンで制御しよう!と

STORMをスタンドアローンにて装着。

トリガーはワンオフにて加工したスプロケットにて

エンジン始動を行い

セッティングまでを完成させました。

要らなくなったサンバーのECUハーネスを撤去して

車検を受けて納車出来たのが2018年の秋でした。

 

その後はワンオフで造ったシフトリンケージが切れてしまったのを

ゴツイのに造り直したり

原因不明だったバッテリーの過放電を直す為に、ボンネット内の

ハーネス類を刷新したりと、兎に角手間暇を掛けました。

 

走りが気持ち良くなると、気になるのがストッピングパワー・・・。

もともと使われていたハブがショーもないくらいプアだったので

ワンオフでハブを造った上でブレーキ強化

お陰でしっかりと止まれるようにもなりました。

 

・・・。

もう、この辺りで普通は終わりですよね・・・。

でも、普通はFIAT500にサンバーのエンジンとかは積みません・・・。

 

続きの作業内容は明日に持ち込みますが、ここまで読んで

こんなに手間暇掛けて作製された基幹なら、是非買いたい!

と言うFIATオーナーが居らっしゃいましたら

お早めにご連絡下さい。

1点物に付き、商談は早い者勝ちとさせて頂きます。

 

あっ、そう言えばこのFIATを車体ごと買い取りたいと行って来た業者さんがいましたが

なんだ~かんだ~と値切られたので、お断りさせて頂きました。

価値が分かる方に適正な値段で買って頂きたいと思いますので

安く!安く!!と言う趣旨の方にはお売りは出来ません。

 

レストア入れて、車体代抜きで1200万ほど掛かっている車両です。

レストア代を抜いても600万は掛かっています。

600万で買って!とは言いませんが、1/10の60万で売って欲しいと言われると

「はっ?」

ってなります。

 

どこまでの部品を移植するかにより価格は変動しますが

エンジン、ミッション(車両に載せる為のメンバーやシフトリンケージ含む)と

制御に使用しているLINKのフルコンSTORMとワンオフハーネス類。

ここまでだとしても部品代として、100万は欲しいですよね。(脱着工賃別)

 

価値の分かる方、お問い合わせお待ちしております。