スズキのFF車両で5速ミッションとなると、クラッチの切れ不良と言うトラブルをよく聞きます。
今回はZC31S スイフトスポーツでの症例
タダでさえ結構なところまでバラバラにしないと、
ミッションが下りてこない構造なのに
ボルトオンターボとか付いちゃってるので、
アレも外して、コレも外して・・・
結構な難作業でした。
そんなこんなでようやく降りたミッション
クラッチディスクは反っていると言うよりむしろで削れてなくなっている感じ
通常なら滑る方に症状が出る感じです。
カバーの当たり面もフライホイールの当たり面も、特に大きな反りは無く
ストレートエッジを当ててようやくわかるレベルの範囲
クラッチじゃないとすると、残る原因はココ
スズキのクラッチシステムの根本的な弱点
レリーズ部分の剛性不足による曲りやクラック・・・
今回はクラックが入っていました。
マイティーボーイやアルトラパンなどの
軽自動車ではしょっちゅう見かける症状ですが
スイフトのミッション車にもこの構造を使っていたんですね・・・。
溶接の終端部分が、一番 力のかかる部分とかホントやめてほしいorz
純正取り寄せて使うか、社外の強化品を使うか・・・
どちらもメリット デメリットあるので、決めるのはオーナーです。