年式が年式なので、色々と手を入れてあげたい部分が多いのですが
車上で整備するとミスる事も多いこのクルマ
特にエンジン周りの作業は目盛を読み間違えたり、トルクが真っすぐに掛からないボルトがあったり・・・
じゃあ、エンジン下ろしちゃいましょう!
ハイ、降りた!!
もちろん、リアメンバーごとごっそりです。
しかし、でかいなー
よく このV6を横置きでバランス良く積んだもんだなーっと、感心します。
エンジンさえ降りてしまえば、 この後の作業はかなり楽になります。
問題のタイミングベルト交換時のベルト掛け間違いもなくなりますし
お漏らしの常習犯VTEC スプールバルブのオイルシールも
鼻歌歌いながら交換出来ちゃいますよ。
ただ、ドライブシャフトのOHは車載時のほうが良かったかなー・・・
まあ、ダメなら、エンジン換装後にやれば良い話ですしね。
NSX専門店ではありませんが、エンジン周りの整備も含めて各種作業対応できます。
って事で、続きはエンジン作業実践編
タイミングベルトぐらいで、エンジン降ろして大げさな・・・と思っている人やお店さん
やるからにはココまでやりますよ~
まずはヘッドカバーを外して、現状の各部点検
クリアランスはシム調整ではなくて、アジャスト式!
すばらしい!!
EX側も特に問題ありませんね。
オイル管理もシッカリされていたようで、かなりキレイな状態です。
そしたら、タイミングベルトはもちろん
カムまで取り外してしまいます。
この部分に入る
このパーツですが
対策品が出ていて、左が対策前、右が対策後です。
対策後のパーツのほうが、見た目的にかなり胡散臭いのですが
スプリングのバネレートがかなりハードになっていて
VTEC切替時のトラブルを防いでくれます。
こんな感じに組み込んでいきます。
対策パーツの組込みが終わると、今度はウォーターポンプの交換です。
クーラントの状態も上々で、普通に交換すれば良さそうですね。
ウォーターポンプ周りが終われば、ようやくタイミングベルトが装着できます。
別にN S X専門店ではありませんが、やるからには本格的に整備します。
専門店では、作業の予約が1年後!なんてことも結構あるようですが
コレぐらいの作業なら比較的短期間で作業できます。
あなたのN S Xも リフレッシュいかがですか?