HKS Vproとトラスト Vマネージのリンク 効果的ですよ!

HKSにも以前 バルコンと言う商品がありVVTIのセッティングが出来たのですが

すでに廃盤品となり、後継機も製造されず・・・

そこでトラストさんから発売されているVマネージと言うサブコンを使用するのですが

メインのフルコンがHKSでVVTIのサブコンがトラストとなる訳で

パッと見、仲 悪そうでしょ

でも基本的なセンサーからの信号取り入れって、メーカーが違うからって変更出来るようなものでもなく

HKSのVproとHKSのバルコンがリンクしていたように、相手がトラストのVマネージでも

頭の中の回路をちょっと切り替えてやると、配線次第では完璧にリンクさせることが出来ます。

そうやってセッティングしたのが、このクルマ

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まずはこちらのグラフ
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赤いラインが入庫時のもので、
TOMEIのVVTI対応のポンカムにGT3037タービン、VVTIは純正CPU制御です。

そして、緑のラインがVVTIの制御を純正CPUからVマネージに切り替え
Vマネージには暫定的なデーターを入れた時のラインです。
コレだけでトルクが2.3kg上がっています。


純正エアフロに送られる仮想上のエアフロ電圧をVproから送るのですが

その信号をミスると、VVTIの動きがパッとしなくなります。

計算上の負荷と実際の負荷が食い違うと、コレだけ数字が変わってくることの証拠です。

そして青と赤のラインが重なっているラインが
Vマネージをセッティングしているときのもので
低速のトルクを出しながら
高回転でのパワーダウンを抑えた数字を探っている時の違いです。

そしてVマネージの大体のセッティングが決まったところで
Vproのセッティングを詰めて行き、
両方のデーターがおおよそ決まった時のラインが茶色です。

入庫時に比べるとパワーで90PS トルクで16kのアップです。


HKSのVPROとバルコンのリンクではなく
トラストのVマネージとVproのリンクでしたが、
リンクする為の配線方法やリンクマップの数字を工夫する事で問題なくセッティングできることが分かりました。

感覚的にはVマネージの方がセッティングしやすく
機能的にもバルコンより上です。


VVTI付車両にはVマネージ!オススメです!!