CT9A ランエボシリーズに装着されるACDや
GSRに装備されるAYCはATFで作動していますが
専用の診断機や専門の知識がないとなかなか交換できない代物です。
それに人手も3人ほど必要です。
まずは診断機を操作して、ATF圧送モードをONにしてハンドルを操作する人
そしてブリーダープラグを操作してATFがキレイになってゆくのを確認する人
最後に減ってゆくATFタンクに新しいATFを補充する人
時間をかけて交換するとタンクのATFがドンドンきれいになっていき
更にブリーダーから抜けてくるATFもすこぶるキレイになってきます。
劣化したATFではクラッチプレートの圧着力を正確に伝達することが出来ないので
ACDやAYCの効きがイマイチに感じると思います。
交換後はまるで機械式LSDのイニシャルを1ランク上にしたように
アクセルONでクルマが前に前に動くようになりますよ!
使用するATFは2L前後、工賃はAYCとACDの両方で12000円ですので
WAKOSのHYPER-Sを使用すると16000円前後です。
裏技ですがMOTYSのM303を使用すると、AYCの効きが早くなり
ACDの締結力もアップします。
ただ、メーカー側は適合を保証していないので、
オーナーの責任の下での交換となりますけどね。