デモカーの86やお客さんのBRZで起こった症状で
走行中にいきなりVCSとABSのチェックランプが点灯し
「また、壊れたか~・・・」
となる訳ですが、診断機を接続すると
ステアリング アングルセンサー不良と出てきます。
でも結果から言うと、センサーは駄目にはなっていません。
ある程度走行が進んできて、
右と左のタイヤの外径に差が出てくると勝手に点灯するようです。
さらにはアライメントの調整が不十分な場合も、クルマによっては点灯しますね。
ステアリングのセンターセンサーと、4輪の車輪速から計算した直進にズレが出て
ある閾値を超えると、点灯します。
左右で外径差が出てしまうようなタイヤを組んだり、
片方だけ新品のタイヤを組むとすると起こりやすいです。
診断機を使えば、エラーのもとになっているセンサーに
ごまかしの信号を覚えこませることもできますが
根本的に解決したい場合は、左右で同じ径のタイヤを履いて
しっかりとしたアライメントに調整することが必要です。