デミオ DJ5FS SkyActiveD CPUチューニング
アテンザやCX-5のスカイアクティブ ディーゼルに引き続き
DJ5FSやDJ5AS デミオ スカイアクティブ ディーゼル車両のCPUチューニングも完成しています。
ノーマルの状態でも軽い車体と相まって気持ちの良い加速はするのですが
アクセルペダルに対する加速の比例感がおかしかったり
低速での加速感に比べると中速以降で加速が続かなかったりと
不満点が無い訳ではないのが実情ではないでしょうか。
そこで現状のパワーを測ってみました。
あっ、なるほど・・・
意図的にトルクを抑えて、パワーが横ばいになるようにわざと調節しているんですね。
この辺りはアテンザやCX-5の純正CPUと同じような処理だと思います。
そこで、CPUをセッティングしながら
どんな傾向があるのかを探ってゆきます。
ガソリンエンジンと違い、ディーゼルは燃料の噴射量で基本的なパワーが上がりますが
最近のディーゼル車両はDPFの関係でただ燃料を噴けば良いってものではありません。
吹き過ぎればDPF再生が間に合わなくてDPFチェックランプが点灯してしまったり
そこまで行かなくてもDPF再生が頻繁に入って、加速感の無い時間が増えたりとあまり良くありません。
燃料噴射量やブースト、燃料噴射圧などをメインに細かくセッティングして
こんな感じになりました。
ATとの兼ね合いもあるのでトルクは36kぐらいになると思います。
最大パワーは140psで全域にわたりノーマルを上回ります。
このデーターはCPUチューニングのみでのビフォーアフターで
マフラーやインテーク等その他のパーツは一切交換していません。
もちろん燃料をノーマルよりたくさん噴く訳なので
DPFの再生サイクルは多くなると言うデメリットもあるので
理解した上で施工する必要があります。
CPUチューニングをするからには、もちろん純正の診断機も新型デミオに合わせて
バージョンアップ
DPFのリセットや各種トラブルコードの読み取り等ディーラーと同レベルの作業が可能ですので
CPUチューニング後、万が一のトラブル発生時にも対応できるように準備しています。
ちなみに作製したデーターで300㎞ほど走ったあとの燃費が
26.5KM/L
当然CPUチューニング後の走行ですので、全開での加速テストや
高速道路での長時間フルスロットル、山間部でのハイペース走行等
燃費を意識した走りは一切していない状況での数字です。
実際ノーマルのデミオはもっと良い数字を記録すると思うのですが、
パワーが4割ほどアップした事を考えれば納得できる数字かと思います。
セッティングの料金に関しては価格表をご覧ください。
何らかの理由でデーターを純正にもどしたいときは、
6000円(税別)にて純正戻し致します。
今まで蓄積したデーターと同じROM品番の場合はおおよそ1時間ほどで施工出来ます。
取り扱ったことのないROM品番の場合、純正データーの吸出しにかなりの時間が必要なので、
おおよそ半日ほどお預かりして施工する感じになります。
(年次更改や特別グレード等で当方に基準ベースデーターが無い場合は
新規作成の為数日間の猶予を頂く場合がありますが、その際は車両を一度お返しいたします。)
デミオのスカイアクティブディーゼルの本領を体感してみたいオーナーの皆さん
是非、愛知県岡崎市のビークルフィールドへお越しください。