先日のブログにて4型6速ATのZC33S スイフトスポーツが
ノーマルECUデーターを読み取り後
連日連夜テストデーターをインストールしては
試運転を重ね、時間足りね~って事で
早朝のテストコースにも赴いて、街乗り、高速道路、峠での
トルク感やパワーの出方を診ていました。
今迄も販売していたAT用Step2は、もちろん問題なく速いのですが
街乗り領域での圧倒的なトルクをリーズナブルに体感して頂くために
プラグもノーマルでOK!
排気系もノーマルでOK!
なのにStep2よりもグワっとトルクの出る、Step2.5なる物を開発してました。
まあ峠をね、休むこともなくガンガン走ったり
サーキットを走るのであれば、Step2&STEP2.5でも
レーシングプラグへの交換は必須となりますが
ATのZC33Sって、あんまり そう言う使われ方しないと思うんです。
普段はほとんどが街乗りで、たまに乗った高速でバァ~んとアクセル踏んでみたいとか
峠と言うよりも緩いワインディングを優雅にスイスイと走りたいとか
なんとなく、そう言う使い方が多いのかなって。
そう言う使い方であればプラグも排気もノーマルでイケるのに
Step2よりトルクもパワーが出ていれば
売れるんじゃないかっ!?て。笑
そして、今までの懸念だった、2型以降なのにAACが1型に準じてしまうと言う問題。
これも2型、3型、4型のすべての型で対策を施しまして
停止までAACが持続する様になりました。
もともと4型と3型はECUの内容は同じだと聴いて居たのですが
2型のECUとの適合は確認出来なかったので、2型のZC33Sオーナーに協力して頂き
無事に2型データーの完成を確認する事が出来ました。
これで6速AT ZC33S スイフトスポーツの2型、3型、4型のどれであっても
AACの制御がグレードダウンする事なくStep2、Step2.5、Step3から選べるようになりました。
ZC33S 6速AT用 Step2(1型~4型まで対応) 85000円(税別)
基本的にノーマル車両OKです。
剥き出し系のエアクリーナーとか絞りの有る社外マフラー
大気開放型のブローオフバルブ等、いわゆるダメなパーツとの併用不可
プラグは激しく走る場合はNGKレーシングへ要交換
ZC33S 6速AT用 STEP2.5(1型~4型まで対応)105000円(税別)
基本的にノーマル車両OKです。
剥き出し系のエアクリーナーとか絞りの有る社外マフラー
大気開放型のブローオフバルブ等、いわゆるダメなパーツとの併用不可
プラグは激しく走る場合はNGKレーシングへ要交換
ZC33S 6速AT用 STEP3(1型~4型まで対応)125000円(税別)
Step3をインストールする場合は、今までと同じく
HKS製スーパーターボマフラーもしくはSpec-LⅡマフラー
NGKレーシングプラグ
HKS製メタルキャタライザーの変更が必須となります。
剥き出し系のエアクリーナーとか絞りの有る社外マフラー
大気開放型のブローオフバルブ等、いわゆるダメなパーツとの併用不可
あれっ?Step1は・・・?
今迄、1台も施工履歴が無かったのでAT用のStep1は設定から外させて頂きます。
ECUの価格表にはZC33SをMTとATに分けまして
それぞれの価格を載せています。
実車施工時に15000円のECUアプローチ代が掛かる事
4BA-ZC33Sのいわゆる2型以降のモデルでは10000円のマップオフセット代が掛かる事は
今迄と変わりません。
実際にこの1週間、6速ATのスイスポで色んな所を走りまくりまして・・・。
とある疑念の答えが出ました。
ECUチューンしたZC33S スイフトスポーツは
6速MTより6速ATのが速え~っす!
そしてギヤ比がMTに比べてハイなので6速で高速道路を走っている時の回転数が低く
間違いなく最高速はATの方が上ですね。
こうなって来るとAT車両でタービン交換とか出来たらどうなんだろう!?
と言う期待が膨らんじゃいますね。
ただ、クリアしなければいけない問題は想像するより多くあるので
すぐにすぐ販売出来ないのも事実です。
しばらくの間は6速AT車両用のStep2、Step2.5、Step3にてお楽しみください。
特にStep2.5、お勧めです!!
noteではスイフトと比べれば20年以上前のFD3S RX-7のエアポンプ不良の件を取り上げてます。