いろんな人を巻き込んでトラブルシュートする事になった
R35 GT-RのA/Fが急激に薄くなる症状
ブーストを徐々に上げてゆくと、ある一定のブースト圧を越えたあたりから
A/Fが一気に13.8とか言う、心臓に悪影響を与えそうな数字に豹変します。
ROMのプログラムに問題があるのかと、色々と試して行くものの
疑わしい部分を一つ一つ書き換えてみても、結局根本的な解決にはいたらず・・・
最終的に疑わしいのは燃料ポンプかな?という事で
燃圧をチェックしてみることに
ただ、R35 GT-Rは燃料ホースが特殊でパイプとホースはカシメてあります。
接続部分はエンジンルーム内までワンタッチカプラーに変更されているので
ホースをぶった切ってアダプターをねじ込むことが出来ません。
そこで、ワンタッチカプラーのアダプターを利用して
燃圧取り出しホースを製作!
これでR35の燃圧もサクッと測れるようになりました。
ヒントとパーツを紹介して下さった
ネココーポレーションの金子総帥、ありがとうございました。
早速燃圧の確認
レギュレーターの負圧ホースを外さない状態で
お~、思っていた以上にハイプレッシャーですな
レギュレーターに大気圧を入力すると
イニシャル燃圧3.76k前後ですか~
かなりのハイプレッシャー仕様なんですね。
と言うことは、ブーストを1.5k掛けると
理想燃圧は5.26k!?
ポンプによってはリリーフが開きますね。
実際このクルマH〇Sの燃料ポンプが入っていますが・・・
燃圧が4.7k付近まであがった直後、
一気に燃圧が3.0kぐらいまでドロップしてました。
これが原因か~
ハイブーストなR35にHKS製の燃料ポンプは使えない
もしくはイニシャルの燃圧を下げて使う必要があるんですね
燃圧だけで考えたら、ブースト1.5kでも耐えてくれる純正の方が・・・
それは言っちゃいけないのか・・・