エスクードのECUチューンを始めたので
次なるステップはハイオク仕様のデーター作製に移行しているのですが
最終的には
この車のECUチューンの方が需要は多くなると思っています。
基本的な制御は似ていますが
ハイオク仕様とレギュラー仕様では異なる部分も多く
より細かい違いが把握できればと思い、久しぶりに
バイナリーデーターを直で読んでみました。
この16進数の羅列を見ると、定義ファイルのありがたさをしみじみと感じますね。
バイト読込だとカラーグラフィックを使っても全くイメージが湧きません。
ワードで読むと
なんとなくソレっぽい羅列が見つけられます。
最近の開発車両では定番となりつつあるIEEE754で読むと
ん?こっちの方が合ってるのか・・・?
どちらにしても、この数字の上下から予想される制御マップを考えなくてはなりません。
技術だけじゃなくてセンスも問われますが、自分にはそのセンスは無さそうです・・・。
世の中にはこのバイナリーデーターから、分かりやすいパラメーターへの当てはめをする
「定義ファイル屋さん」なる方が存在するようですが、ホント尊敬します。
ちなみに一昔前の車両の代表として
ECR33スカイラインに搭載されていたRB25DET制御データーの
点火時期をバイナリーデーターで見ると
(メーカーオリジナルじゃないです。自分がセッティングしていた過渡期の物です。)
こんな感じです。
バイト表示ではなくワードの16進数表示になります。
わかりやすいように10進数表示にすると
見た事のあるような数字になりますね。
A/F補正マップはこんな感じです。
この時代であれば、バイナリーを直に触るセッティングでもなんとかなったのですが
今時のクルマはデーター量も数倍になっていて、どのマップをいつ使うかもなかなか予想できないので
データー解析には本当に時間と手間が必要です。
さて、スイフトスポーツが納車されるまでにデーターの解析は進むのか・・・
・・・ええ、買いましたよ、新型スイフトスポーツ。
大人気の様で納車はだいぶ先ですけどね。