慣らし運転を強制的に終わらせ、ノーマルでのパワーチェックが終わったデモカーのZC33Sは
ノーマルでの空燃比をチェックする為に
純正のキャタライザーを取り外して上部にA/Fセンサー用のボスを溶接
アイドリング付近はやっぱりストイキ燃焼か~と思っていたら
暖気後 えっ?と思うような数字に・・・
プチリーンバーンなんですね。
手持ちの診断機を繋いでSUZUKIの設定にしてみた所
残念ながらECUの入出力情報は見れない模様・・・
汎用性の高いOBDⅡ規格でデーターログを取りますが、なにやらおかしな数字もチラホラ
SUZUKI独特のプロトコルを使った信号もあるんでしょうね。
新しいロガーが届くのが待ち遠しいです。
A/Fの確認も兼ねてNORMALデーターで再度パワーチェックすると
135psから130psにパワーダウンしてました・・・。
それよりもびっくりしたのがNORMALデーターでの空燃比です。
同じ直噴エンジンでもエスクードの時は普通のガソリンエンジンと大差ない数字でしたが
スイフトスポーツの空燃比は、えっ?大丈夫なの!?って数字で回ってます。
まぁ、メーカーがこれで販売してるんだから大丈夫なんでしょうね。
って事はエスクードもハイオク仕様にして空燃比をここまで追い込めばもっとパワー出せるってことですね。
さて、エスクードと同じエンジンなので
ECUデーターも似たような物でしょって甘く見てたら全然違いました。
各パラメーターの位置が割り出せずにまだまだ解析出来ていないMAPも多々ありますが
ひとまず160ps弱まではパワーアップ出来ました。
でもまだトルクリミッターやVVTI制御のマップなどが発見出来ていません。
4000rpm付近の谷はおそらくVVTIが関係していると思うのですが
まだ思う様に制御出来ていないので、バルタイに関してはノーマルのままです。
この谷が無くなれば計算上は160後半は行くと思うんですけどね~
ロガー到着や各種パラメーターの発見までもう少し時間が掛かりそうです。