ZC33S スイフトスポーツ ECUセッティング なかなか曲者です。

慣らし運転を強制的に終わらせ、ノーマルでのパワーチェックが終わったデモカーのZC33S

ノーマルでの空燃比をチェックする為に

2018313172119.JPG

純正のキャタライザーを取り外して上部にA/Fセンサー用のボスを溶接

201831317225.JPG

アイドリング付近はやっぱりストイキ燃焼か~と思っていたら

暖気後 えっ?と思うような数字に・・・

プチリーンバーンなんですね。

 

手持ちの診断機を繋いでSUZUKIの設定にしてみた所

2018313172329.JPG

残念ながらECUの入出力情報は見れない模様・・・

汎用性の高いOBDⅡ規格でデーターログを取りますが、なにやらおかしな数字もチラホラ

SUZUKI独特のプロトコルを使った信号もあるんでしょうね。

新しいロガーが届くのが待ち遠しいです。

 

A/Fの確認も兼ねてNORMALデーターで再度パワーチェックすると

135psから130psにパワーダウンしてました・・・。

それよりもびっくりしたのがNORMALデーターでの空燃比です。

同じ直噴エンジンでもエスクードの時は普通のガソリンエンジンと大差ない数字でしたが

スイフトスポーツの空燃比は、えっ?大丈夫なの!?って数字で回ってます。

まぁ、メーカーがこれで販売してるんだから大丈夫なんでしょうね。

って事はエスクードもハイオク仕様にして空燃比をここまで追い込めばもっとパワー出せるってことですね。

 

さて、エスクードと同じエンジンなので

ECUデーターも似たような物でしょって甘く見てたら全然違いました。

各パラメーターの位置が割り出せずにまだまだ解析出来ていないMAPも多々ありますが

2018313173345.jpg

ひとまず160ps弱まではパワーアップ出来ました。

でもまだトルクリミッターやVVTI制御のマップなどが発見出来ていません。

4000rpm付近の谷はおそらくVVTIが関係していると思うのですが

まだ思う様に制御出来ていないので、バルタイに関してはノーマルのままです。

この谷が無くなれば計算上は160後半は行くと思うんですけどね~

 

ロガー到着や各種パラメーターの発見までもう少し時間が掛かりそうです。