先日インジェクターの交換を含めたエンジン周りのリフレッシュの終わった
Z31 フェアレディーZですが
海外からオーナーが取り寄せた
このインジェクターがどうにも悪さをしているようで、
そこでHKSのFconIS
を使ってインジェクター容量の係数変更と無効噴射時間の増減が出来るように
汎用ハーネスを
純正ECUに割り込ませて
各種データーをモニタリング
暖気が終了したアイドリングでもエアフロ電圧が2.4V付近と
今どきの車両に比べるとかなり高いような気がしますが
今はまず燃料の補正を優先させると言う事で
インジェクター係数に100と言う数字を突っ込んで見ました。
Vproではないので係数100と言う事は
もともとのインジェクターの吐出量そのものを加算しなさいと言う事です。
普通ならプラグがかぶってエンストしますが・・・
いままでバスバス言いながらアイドリングしていた排気音が係数を100%にした瞬間安定し
アクセルをあおっても普通に吹ける様になりました。
・・・?
純正同等品と言う事で購入したインジェクターの様ですが
係数100でアイドリングが安定したと言う事は
基本噴射量が著しく低いとしか思えません。
無効噴射が若干少ない、多いぐらいのレベルであれば
A/Fメーターなしで辻褄を合わせようと思っていましたが、さすがにこの状況では無理ですね。
フロントパイプにA/Fセンサー用のボスを溶接し
A/Fメーターを設置して本腰を入れてセッティングしないといけないような感じです。