実走でのセッティングでどうにもギクシャクした動きが消えないZ31 フェアレディーZ
エンジンを掛けて10分ほどは調子良いのですが、しばらくするとギクシャクし出し
最悪はエンストしてしまいます。
っで、再度エンジンを掛けるとしばらく絶好調
コレの繰り返し
トラブルシューティングがなかなか進みません。
この症状とは直接関係なかったのですが、
元々付いていたスロットルポジションセンサーがバカになってしまい
アクセル全開でも絶縁状態、アクセル全閉でも絶縁状態
交換しようとしたところ、何のセンサーを使っているのかよく分かりませんでした。
整備書を読むとMT車両はバリアブルなポジションは出力しておらず
全閉なのか全開なのかの信号のみ
AT車両は可変抵抗でリアルなスロットル電圧を出力するようです。
しかし外したセンサーにはY31のペイント
Y31のセドリックやグロリアにも確かVG30ET搭載車両がありましたね。
部品検索してもらうと、該当するセンサーが複数該当してしまいどれがどう該当するのか
???
そこで中古でも手に入り易い、トヨタのスロットルポジションセンサーを流用する事にしました。
もちろんポンでは付きません。
形状もネジピッチも違いますからね
日産のスロットルは、リンク反対側までセンターロッドが貫通している場合が多く
今回もそのタイプでしたので
こんな感じでセンサー駆動部を変換する部品を装着します。
部品そのものはトラストから販売されてますが、位置が異なるので現物で合わせてゆきます。
ポジションセンサーのアイドル接点が動くギリギリの位置になるようにアダプターの角度も調整します。
そしてIDL接点を探りだして固定
VPROではIDL信号は使わないので、今回はフリーにしておきます。
純正カプラーと
結線し
Vpro側で全閉電圧と全開電圧が学習できたら、無事流用完成!
モニター上でも0%~100%までリアルに信号が拾えています。
配線類をまとめて端子に絶縁系の接着剤を流し込んだら作業完了なのですが
ギクシャクする動きはココが原因では無かったようで・・・
今度はクランク角センサーを疑ってみようかと