ダイナパックが半日だけ空いたので
先日お預かりした、
Team TETSUJIN JZX100 2号機 チェイサーを
パワーチェックしました。
すでに他店でセッティング済みの車両で
セッティング完了時はTCF1.0で420psほど出ているとの事なのですが
乗って見ると・・・ ・・・ ・・・。
TCFを同じ1.0に設定してパワーチェックすると
ブーコンOFF A.B 共に370ps前後
トルクは42.5kぐらいでした・・・。
数字も数字ですが、トルクの立ち上がりがかなり高回転よりで
実際に乗ると4000rpmまではスッカスカな感じです。
先日納車した1号機と比較してみると
一目瞭然です。
懸念していた
「VVTIが動いていないのでは・・・?」
と言う疑念も
OCVのカプラーを外してビフォーアフターで測定
ONとOFFでこれだけ違うので間違いなく作動はしています。
VVTIが動いていて、このトルクだと正直結構ツラいです。
エンジンはINにもEXにもハイカムが入ってこの状態なので・・・
タービンはアクチュエーター式のポン付けクラスです。
(どこの何かはあえて言いませんが業界関係者だったらすぐにピンと来ますよね。)
決してTD07とかT78とかではありません。
ん~、タービンだけでも変更したい。
ちなみに他店でセッティングされ、パスワードが掛かっているデーターも
普通に見れてしまうのですが、O2フィードバックは外され
アイドリング時のA/Fは
12.0付近
超ハイカムでVVTI無し、アイドルオーバーラップが40度!等の
昔ながらのチューニングカーだったら、
O2フィードバックをカットせざるを得なくなるかもしれませんが
少なくとも普通にアイドリング出来る車両であれば
パワーFC装着車両でも
エアフロマップの造り込みをして低負荷域はO2フィードバックを生かした方が良いと思います。
(VproのA/FフィードバックはONにしたままだと結構なトラブルにつながるので納車時はOFFにします。)
街乗りをするクルマであれば尚更で、
ボケーと走っている時の燃費向上やレスポンスの安定に貢献します。