走行中、タコメーターがおかしな動きをしたり
失火の様な症状が出るようになった。との事で入庫したSW20 MR-2
当初はダイナモの発電不良かと思ったのですが、バッテリー電圧や充電電圧を調べるとそうでも無さそう・・・
今度はエンジンルーム側を点検して診ると
おや?
アースが溶けてますね。
エンジンのグランドアースで、なぜ途中にカプラーを使う構造なのかが分かりませんが
カプラー部分が盛大に溶けてます。
年式的に考えても、カプラー内の平端子の劣化等で接触面積が不足したんでしょうね。
同じ配線に交換したのでは芸がないので、余っているバッテリー移設用の配線などを使用してグランドアースを強化してみました。
まずは一番大事なバッテリーアースを
エンジン下部、ミッションの締結ボルトから取り出して
腹下を走らせ
ボンネットフード内に入れ込み、バッテリーのマイナスに直付け
あとは
エンジンルーム内の
各部に
アースを
追加してみました。
これだけ太い配線を多岐に這わせておけば例えどれかが接触不良を起こしても
(多分起さないと思いますが・・・)
他の配線がバイパスしても容量オーバーにはならないと思います。
アーシングシステムの販売メーカーみたいに
「アーシングでパワーアップ!」
とかは言いませんが、
クルマが燃えてしまっては元も子もないので、予防策の一環としてのグランドアース強化でした。