ダイナパックでのセッティングが終わったST205セリカGT-FOURは
実走でのセッティングへ!
AEMのA/Fメーターが壊れているので今回はフィードバックはOFFにしているので
もともとDジェトロ車両のこのST205の場合はかなりの走り込みが必要になります。
こういう時はエアフロ制御車両のありがたみをヒシヒシと感じます。
実際に再現できる負荷と回転はなるべく再現してA/Fを確認し
負荷の変化で極端なA/Fの推移が起きないようにすることで
ギクシャク感をなくしてゆきます。
フィードバックが有効であれば、この辺りはザックリとした設定で
あとは自動制御に任せるんですけどね・・・。
通常走行域の微調整が終わったら、実走行でも何本かは全開走行を行い
ギヤの違いによる負荷の変化とその対応を行ってゆきます。
ここまでセッティング出来たら、一度エンジンを朝まで冷まして
今度は低水温時の指導補正と低水温補正の設定です。
水温15度からスタートして、10段階ほどエンジンストップ&再始動を繰り返し
始動時のエンジンの始動性と低水温走行を確認します。
今は冬場なので、結構水温が低いところから合わせられてラッキーですが
夏場は水温30度ぐらいからのスタートなのでそれ以下はあくまで予想です。
始動と低水温補正の調整が終わり
LLCのリザーブも目視しやすいペットボトル製から
ワンオフの正規品に交換し
セッティング用のA/Fメーターを取り外したら
すべての作業が完了となります。
長期による預かりでしたが、最後までお付き合いいただきありがとうございました。