久しぶりにデモカー以外のR35が3台も入庫しています。
排気系を大幅に変えたのでパワーチェック&リセッティング中です。
途中からブーストが上がりきらないと言う症状が出てしまい、現在原因追及中です。
前回、ブーストアップセッティングを行った
こちらのR35 MY08モデルは今回タービン交換を行う為、再入庫です。
HKSのサージタンクを使い、ツインインジェクター仕様にてタービン交換を制御します。
そして
R35 NISMO MY18モデル!
2017モデルではなく2018モデルです!!
今回ECUセッティングやDCTFクーラーの装着をメインに入庫して頂きました。
実はかなり前から入庫はしていたのですが
ヘッドライトの稲妻部分をレインボー仕様にする為、取り外して加工に出していたので
しばらくの間、厳戒態勢にて預かり保管していました。
ヘッドライトも無事に加工から戻って来たので
リフトインして、リフトアップ
します。
リフトアップと言うと、非常に簡単に思えるでしょうが
R35のリフトアップポイントは
前後のピッチが非常に短いので一般的な2柱リフトだとアームが長すぎて
ポイントに当てれません。
工場内の3台の2柱リフトはすべてアームを加工してR35のリフトアップが出来るようにしてあります。
リフトアップしてまず目に飛び込んでくるのがMY17モデルから採用されたと言う
チタンマフラーです。
いかにもチタンっぽい溶接跡で、当たり前ですが非常にキレイです。
リアのブレーキエアダクトは
本物!?カーボン製です。
恐らく左右2枚で、安物エアロなら1台分買えるような金額だと思います。
さらにこの車両は
SARDにてチタン製メタルキャタライザーを製作&装着してあります!
総額をを考えると、膝はガクガク ほっぺはブルブルです・・・。
っが仕事ですので
サクっとフロントバンパーを外して
DCTFクーラー用のコアと
ダクトを装着し
返却されたヘッドライトを固定して行きます。
そして
ノーマルではダミーダクトとなっている部分を、エアソーでバッサリ切り取る為に
マスキングとケガキ線入れをします。
NISMOのフロントバンパーの金額は、結構な新車がポンっと買えてしまう様なお値段です。
いつもは躊躇せずに切断加工するチーフメカニックも
「NISMOはヤバイ」
と言いながら引き攣った顔で切断していました。
メカニカル的な作業が進む中、自分は
ECUのデーターと
MT-CPUのデーターを読み込んでセッティングの準備に入っています。