夜中に富士SWに向かいましたが
道中は
こんな感じの土砂降り・・・
現地の天気予報では降水量は昼から0mmとなっていますが
走行に間に合うんかな~・・・と思うほどの降り方です。
予定通り
午前9時頃に現地入りすると、雨は小雨ですが路面は完全なウェット
まあ天気ばかりはどうしようも無いですからね。
車両をパドックに入れて
走行の
準備をして行きます。
今回はR35が
ゼッケン103
86が
104です。
結果から発表しますと
R35が1分54秒7
86が2分2秒4
R35に関しては、ところどころにウェット個所が残り
さらにはマニュアルモードなのにも関わらず
勝手にシフトアップされてしまうと言う症状が出る中でのタイムです。
エラーコードを拾ってみると
C1116
症状からするとミッション内部のアウトプットセンサーと
車速センサーの信号が噛み合っていないように感じたのですが
まだ原因追及は出来ていません。
前日までテストにテストを重ねて、万全の態勢で持ち込んだはずなのに
この段階でミッションエラーは正直落ち込みました。
86に関しては
路面はハーフウェットよりややドライよりと言う
R35を走らせた時よりも少しウェットが多い様な場面でした。
ブレーキの容量不足によるベーパロックや原因不明の加速不良等で
まともに走れたのは最初の数週のみと、こちらもダメダメでした。
スパ西レベルでは何とか持ちこたえるブレーキでも富士だと数週でアウト
それに加えて、3.4速の全開加速中にクルマが失速すると言う加速不良が発症し
満足の行くアタックは1本も出来なかったようです。
こちらもフルサイズサーキットを走ると言う事の難しさを思い知らされました。
いずれにしても2時間の走行枠で2台を走行させ
タイヤを5種類試す作業をスタッフ3人で行う事は少々無理だったようです。
あっという間に走行時間は終わってしまい、自分の未熟さを思い知らされました。
タイム計測をしている車両の中では1番手と5番手でしたが
これはドライバーの腕に起因する部分が多く、
車両側としては100点満点中R35 50点 86に至っては20点にも届かないようなそんな出来だったと思います。
タイムアタックが本格的にスタートする今冬までには
各部を対策して、リベンジを果たしたいですね。
タイヤの性能としても、西浦では好調だった空気圧が富士SWでは通用しなかったり
全般的に横方向のグリップ不足が露呈したりと、いくつかの改善点が見られました。
っが、出来そこないのクルマたちで上記のタイムが刻めたのは
タイヤの性能とそれを瞬時に引き出せるドライバーがあっての事。
最初は見向きもされなかったのに、タイムが発表されると
ゼスティノタイヤの周りには人だかりが出来ていて、色々な問い合わせが飛び交っていました。
R35専用タイヤ市販化に合わせて車両にも対策を施し
スパ西でも富士SWでも、それなりに胸を張れるタイムが出せるように
今日からまたトライ&エラーです。