R35 GT-R MTソレノイド洗浄&MT CPUデーター書換→アライメント

最近中古車市場で価格の高騰が続いていると言う

R35 GT-R

MY07モデルでも距離やグレードによっては500万弱から600万弱で売られているんですね。

 

近所の中古車さんでもMY07のブラックエディションが555万円のプライスボードで売られていました。

過走行ぎみの車両や不具合を抱えた車両はほとんどが海外に流れたようで

国内ではそれなりに程度の良さそうな車両しか残っていないので

(本当に程度が良いかどうかは?です)

どうしても価格的には高くなってしまうんでしょうね。

 

前置きが長くなりましたが

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今回入庫したこのR35も最近購入したばかりと言うことで

ひとまずは

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ミッションオイルパンを取り外して、ストレーナーとフィルターの交換

合わせてソレノイドバルブの洗浄と対策クリップの挿入を行いました。

 

その後、MT CPUのデーターを

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MY07標準データーから、MY13改データー

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に書き換えたのですが、残念ながら

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今回のユニットはメモリーリセット(初期化作業)が必要なMT CPUでした。

 

一度

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データーをすべて消去して

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リセットを掛けてから、再度MY13データーを書き込み

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リセット後は無事書き込み完了

 

試運転時もMY07の大雑把な乗り味は消え

マイルドかつレスポンスのよいシフトチェンジプロフィールになっていましたが

発進時の応答性の悪さは完璧には治りませんでした。

やはりMY07辺りだと、発進時のグワングワンはクラッチクリアランス過多が原因のようで

MT CPUの書き換えのみでは完全な対策にはならないことが多いです。

 

再度リフトに乗り入れて

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今度はアライメント測定

 

入庫時は

「左側にクルマが流れる」

と言うオーナーの訴え通り

平坦な道を手放しで走ってい行くとハンドルが徐々に左に切れ込んでいって

車体も左側に曲がって行く感じでした。

 

アライメントを測ると、空気圧は揃っているもののタイヤの外径が左右で若干異なっていました。

新品タイヤではないので多少の違いはしょうがないのですが

R35の場合タイヤの外径左右差やコーナーウェイトの違いも結構如実に反映されます。

今回はコーナーウェイトの測定、調整までは行いませんでしたが

試運転時のフィーリングを加味して全体的には直進安定重視気味に調整し、再度試運転

 

R35らしい走行フィールに戻ったことを確認してすべての作業終了です。