本日もトラブルシュートをメインに・・・

ブレーキローター&パッド交換で入庫した

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BR9レガシーですが、エンジンから変な音がする時がある・・・との事で

注意して聞いてみると

アクセルを離して負荷が抜けた瞬間に「カンカンカン」と嫌な種類の音がします。

聴診器を付けて探ってみると、どうやら4番のメタルが逝ってしまっている模様

E/G OHするか、中古E/Gに載せ替えるか

はたまたクルマを変えるのか 考え所ですね。

 

ドライカーボンのルーフを装着した

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S15シルビアですが、走るたびにA/Fが濃くなったり薄くなったりと言う

あまり経験したことのない不具合を発症中です。

ログを取って調べてみると、調子が悪いときは

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エアフロ電圧が高く、グラフも触れていますし

点火時期が15度で固定されてしまっています。

 

調子が良いときは

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エアフロの電圧が相応値になり、点火時期は20度から30度の間を推移して行きます。

上のグラフと下のグラフで、同じアクセル全開の3950rpmでも

エアフロ電圧が3.59Vと3.02Vと差が大きいことも読み取れると思います。

 

長い間原因を探っていますが、なかなか特定できず

R35用に変更されているエアフロの

カプラーから純正ハーネスまでの間を新規で作り直してアイドリングを確認していると

本来バッテリーの+端子がある部分に配線が延長されていて、その部分を触るとアイドルのA/Fがガラっと変わります。

バッテリーを移動させた際に延長したのでしょうかね?

 

絶縁のテープを剝がして見てみると

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あれまっ

バッテリーの+端子に延長されているケーブルと端子が簡単に外れてしまいました。

どうやらこの部分の接触不良も今回の不具合に関係している様です。

 

電工用の端子を専用の大型カシメ機で新設し、M12のボルトでガッチリ接続したら

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B端子用の絶縁キャップを使い、これでもかっという絶縁処理を施します。

さあ、これで直ってくれると良いのですが・・・