コーキング処理の終わったヘッドライトを装着し、イグナイター等も新品を組み付けました。
HID LOビームも通常点灯する様になり、一安心です。
実走行に行く前に
特殊ツールを使って
クラッチのタッチポイントを調整します。
入庫時はアクセルを踏んでもなかなか前に進んでくれませんでしたが
MY13データーの入力とクラッチ学習を行い、最終的にこのクラッチタッチポイントの調整をすることで
一般的なAT車両の様に若干のクリープ現象も作り出すことが出来るようになりました。
今回のこのR35の使用状況が、ほとんど街乗りと言う事だったので
ブレーキを離すと少しずつクルマが動くようなクリープレベルにしました。
全くクリープが無いと、街乗りの車庫入れとかで結構ギクシャクしますからね。
クラッチポイントの設定後、実走行でのセッティングに出かけましたが
ECUのデーター云々よりも、車両後方から響くなんらかの干渉音が気になります。
最初はマフラーと何かが干渉しているのか?と思っていましたが
リフトアップして見ると、加工されたアンダースポイラーとリアデュフェーザーの間に隙間があり
ここが振動で擦れて音を出している様です。
SV対策用の特殊なスポンジを数か所に貼り付けてからアンダーを被せた所、異音も無くなりました。
ECUデーター的には
今回装着したサクションの内径が以前のモデルより少し大きくなっている様で
(外径は変わっていないので、肉厚が薄くなった?)
アイドル領域や中負荷域のA/F補正値が少し大きめだったので、エアフロマップを小変更し
出力される電圧に対しての流入空気量を変更したところ、目標空燃比に対しての補正値も一般的な数字になりました。
異音の件も含めて、やはり実走行は必要ですね。
実際に走らないと感じない部分やダイナでは聞こえない音を見つける事が出来ます。
R35 GT-R MY08モデル 作業完了です。