フィードバックエラーの出てしまうトラブルで入庫したMR-S
エンジンを2ZZに載せ替えてあるものの
CPU&ハーネスもノーマル2ZZ用に載せ替えられていす。
っが、エアフロが挿さる部分は
ワンオフっぽい、サクションに交換されています。
内径を測ると純正サクションよりも7mmほど大きいようです。
(純正品の現物が無いので、正確な純正内径が分かりませんが、資料からの逆算です)
たった7mmと思いますか?
直径65mmの断面積と直径72mmの断面積
その差はいくつになるか計算してみて下さい。
パーセントにして22.7
エアフロ内径が大きくなっていると言うことは、今までと同じ吸入空気量であれば
エアフロ電圧はどうなると思います?
その電圧をベースにフィードバックが入れば、どう補正されると思います?
その補正値には上限値、下限値が設けられているので、
一定期間以上 閾値を超えた状態が続けばフィードバックエラーとなるわけです。
社外のフルコンが入っていればVQをキャリブレーションすれば良い事なのですが
今回は純正CPUを使いたいとの事だったので
純正同等の内径になるようにスリーブを製作
診断機にてフィードバックの様子をうかがってみます。
水温が60度を超えた辺りからフィードバックはCLOSED LOOPに入り
補正値は6.2%
アイドリングにて水温が87度まで上がって、補正値は9.3%
エアフロ内径 まだ若干太かったかな?でも、エラーになるような数値ではありません。
実走後のアイドリングで13.2%まであがるものの、その後9~5%付近で落ち着きました。
一度これで様子を見てみたいと思います。