公認車検やVproのリセッティングで入庫した
JZX100 チェイサー ツアラーVの後期
試乗をしてみると明らかに遅い・・・
リセッティングがどうのこうのと言うよりも、根本的にトルクの立ち上がりが遅すぎるので
ダイナパックに載せて、パワーとA/Fを測ってみました。
青いグラフがブースト1.3k時
茶色がブースト1.15k時
赤色は以前セッティングしたTeamTETSUJINの1号機
で、今回と同じHKSのGTⅡタービンを使用している車両のパワーグラフです。
見た目はゴリゴリのデモカーですが、エンジン内部はカムもノーマルで
エキマニすら替えていません。
グラフを比較してみると、明らかにトルクの立ち上がりが遅く
VVTIが動いていないんじゃ?と思うぐらいの低速トルクの細さです。
念のためVVTIのカプラー抜きを実践したのが、紫のグラフで、ブーストは1.3k
同じブースト1.3kの青いグラフと比較すると明らかにトルクが落ちるので
VVTIは動いていますね。
ブーストの立ち上がりも
いちばん左がTeamTETSUJINの1号機
左3本が今回のJZX100なのですが、明らかに送れています。
何か根本的なトラブルを抱えているような気がします。