HKSのVpro3.4さんが、PCとの通信不良でご機嫌斜め
あれやこれやと試すうちに、何をすると通信エラーになりやすいのか、パターンが分かってきました。
ケーブルを〇〇〇〇物にして、通信ユニットを〇〇するとエラーが出なくなります。
エラーが出ても〇〇〇を一度取り外して、再度接続し〇〇〇ボタンを押すとソフト自体が固まるのを防げます。
まあ、一般の方には必要のない情報ですので肝心なところは〇のままでいいと思います。
っで、通信が調子よくなったのでJZS161 黒アリストの実走セッティングを進めたのですが
これまた絶不調
冷めている時は良いのですが、何回か全開走行を繰り返すと
燃圧がドロップすると言う、恐怖の現象・・・
ポンプの電源電圧ドロップか?と
ポンプを確認すると、専用配線でフューエルコントロールモジュールはバイパスされている模様
電圧も
12.71Vありますが、バッテリー直結にしては少々低めか?
ポンプを外してみました。
以前、このクルマを製作したお店さんにて、サードの265L/Hが装着されていました。
このクルマ、今650CCのインジェクターが全開域で92%吹いています。
単純に考えると、265L/Hあれば十分なように思えますが・・・
こんな時は燃料パーツに詳しい、フューエル森〇氏に、お問い合わせ。
クルマによっては燃料の温度が上昇し、燃料の粘度が落ちてくると
低温時にはギリギリ足りていた燃料が、足りなくなることもあるよ!との事
なるほど、今回のパターンに当てはまるぞ・・・
インジェクターの容量が650㏄ですので
仮に全噴射するとなると
650cc×6本×60分÷1000(ccをLへ換算) で234L/Hのポンプ容量が必要です。
今全開域のインジェクター噴射率が92%付近ですので
234×0.92=215L/H
燃料レギュレーターを安定して動かすための流量として30L/H前後加算して
現状で求められるポンプ吐出量は245L/H
サイズを表す吐出量は燃圧3k時なので、ブーストが1.4まで上昇し
目標燃圧が4Kを簡単に超えるようになると、吐出量は少なくなってしまうのでその分を10%ほど少なく見積もると・・・
265L/H×0.9=238L/H
足りねーじゃん
サードの295L/Hのポンプを手配して、早速交換
すると
すでに取り付けられていたポンプはカプラーが純正をそのまま使っていたことが判明
フューエル森〇氏に、以前教えてもらった事ですが、
「この端子、非常に大事な部分なので絶対に付属品に交換して下さい!」
と言う部品
カプラー形状が同じで、パチっとハマればハイ修了っとすると
実は中の端子の形状が違っていて、実際の接触面がわずかしか無いと言うパターンが多いそうです。
実際、今回付属の端子とカプラーに交換した所
電圧、あがりました。
基本に忠実、これ大事です。
さて、試運転です。
1/2ぐらいだった燃料が空ッケツになるまで、全開を繰り返しましたが
燃圧ドロップは皆無!
やったね。
燃料ポンプ交換後は必ず
燃料を満タンにして、燃料漏れが無いか
を確認します。
滲みもなくOKです!!
今回の件で、燃料ポンプの吐出量計算の大切さを改めて実感しました。