世の中にはひどい店があるようで・・・GXE10セッティング完成せず

昨日、ダイナパックでの本セッティングを始めた


GXE10 アルテッツァ

残念ながらクラッチがツンツルテンになってしまったようで
セッティングどころかパワー&A/Fチェックも出来ませんでした。

細い3本の線が、入庫時のパワーチェックですが
かなりギザギザしているので、この段階ですでに怪しかったのかもしれません。

同じ設定で回した一度目が太い赤いグラフですが
反対方向に反り返ってしまっています。
クラッチが途中で滑ってしまうと、こんな感じのグラフになります。

ブーストを0.7k前後まで落として、再計測したのが太い緑グラフです。
何とか1本は測れましたが、この後は何をどうしても滑りっぱなしでした。

オーナーさんに確認するとクラッチは有名メーカー製のツインプレートの模様
製作されたのは今から3年ほど前なので、
新品のクラッチを使ったにしては
寿命的にもパワー的にも、滑るには早すぎます。

ただ、滑ってしまったものはどうにもならないので
OHの部品をメーカーに問い合わせていると
とんでも無い疑惑が・・・

詳細の公開は避けますが
簡単に言うと、この車両を制作したお店
店のデモカーとして使用していた時には、
某メーカーのカーボンツインプレートを使用し
お客さんに納車する際には、
滑りかけていた中古のクラッチに戻して引き渡した様です。

ミッションを降ろして、どんなクラッチが使われているかを見れば
そのクラッチがいつ販売されていたものなのかわかるので
3年前に新品を組んだのか、中古の粗悪品を組んだのかは判断できます。

それにしても・・・
ひどいお店があるものですね。