先日、純正ノーマルデーターとHKSのフラッシュエディターでのパワーチェックを行ったGVBインプレッサ
純正ECU書き換えでのセッティングを行いました。
純正A/Fセンサーのモニターは、エンジン始動後数分間は動きません。
画像の一番上の真ん中が純正A/Fモニターで左側が社外A/Fメーターの入力値です。
14.7は実際に14.7ではなく、動いていないんです。
この状態がエンジン始動後数分間続くので、セッティングでは使い物にならないわけです。
表示項目を必要なデーターに変更して
セッティングをスタート
今回は社外のブーストコントローラー等は使わずに、純正ソレノイドバルブを純正ECUで制御します。
純正ECUノーマル時との比較
HKSフラッシュエディターのPHASE2データーとの比較
3本グラフが重なっているのはSIドライブのS S# iでの測定です。
ブーストの立ち上がりは純正と同じ回転数を維持し
最大パワーはHKSの全域を上回ることを目標としましたがなんとかクリア出来ました。
ちなみに最大ブーストはHKSと同じ数値ですので
ブーストでやみくもにパワーを上げたわけではありません。
点火時期は高負荷域で30度だったものを21.5まで落としていますが
EX側のAVCSをセッティングしなおすことで、パワーアップにつなげることが出来ました。
実走行では、ダイナパックとは風の当たり方が違うので
ノッキングや水温の変化に気を付けて各部を確認し、最後に
リフトでスピードリミッターカットを確認し、すべての作業が完了となりました。