エアコンのR134A化に付随した作業を行っていたBNR32 GT-Rは
エンジンルームが元に戻りました。
エアコンコンプレッサーをBCNR33用に変更しているため
カプラー形状が異なり、配線加工等細かい結線変更が必要でした。
配線やカプラーが溶ろけていたバッテリー周りは
交換できるものを新品にしてそれ以外はきれいに補修しました。
同時に劣化でカスカスになっていたエアフィルターを
二つとも新品にして
R134Aのエアコンガスを注入したら、早速試運転!
・・・ん?冷えないし、コンプレッサーも回らない・・・
入庫時点ですでにエアコンが効かない状態だったので
コンプレッサーが回っていたかどうかも不明でしたので、配線を元からたどってトラブルシュート。
ダブルで装着されているエアコンのヒューズが、マグネットクラッチ側で切れているのを発見!
恐らく、もともと装着されていたエアコンコンプレッサーのマグネットクラッチ側で何らかのトラブルがあり
ヒューズが切れたままになっていたんでしょうね。
新しいヒューズを入れても切れることは無く、今度は普通にエアコンが効いてくれました。
アライメントを調整したらすべての作業が完了となります。
エンジン降ろし作業が進んでいた、R35 GT-R MY13モデルは
降ろされたエンジンが早々にエンジン組み立て室へ搬入されています。
12モデル以降でしたか?エンジンをビルドした匠の名前が
フロントカバーにプレートで記入されていますが
バラバラにして再組み上げするので、もう意味の無いものになってしまいますね。
変わりに 今回のエンジンビルダーとなるチーフメカニックの名を書いておこうかな。
最後に紹介するのはGRS191 GS350
こちらの車両はこれからスーパーチャージャーを装着して、純正ECU書き換えにてセッティングして行きます。
GS350用のキットはありませんので、各部ワンオフのてんこ盛りになるとは思いますが
高速ランナーとして申し分のないパワーを獲得する為、いざ挑戦です。