GRX133 マークX ビッグスロットル装着車両 セッティング

先日ビッグスロットルを装着したGRX133 マークX

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パワーチェック&現車合わせセッティングすることになりました。

SARDの6速マニュアルに換装した時点で一度パワーチェックしてあったので

ビッグスロットル装着後のパワーグラフと重ねて見ると

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やはりちゃんとパワーやトルクの差が出ていました。

赤いグラフがノーマルで茶色いグラフがビッグスロットル装着後です。

ターボ車なら誤差の範囲ですが、NAだとこれだけの差でも結構体感出来ると思います。

っが、本番はここからです。

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今回はセッティングのツールとしてSARDのCUVUを使うので

専用のアダプターを介して

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PCと接続してデーターを変更して行きます。

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数種類のデーターを試しながら良い所を組み合わせて

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最終的には350ps トルク44.7kまでパワーアップ出来ました。

 

ダイナパックから降ろした後は

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実走行でもログを取りながら細かい部分を修正して行きます。

特に今回はSARDの6速に載せ替えてから、アクセルOFFで2000rpm付近を通過する際

クルマがギクシャクする事があるとの事だったので

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該当すると思われる点火時期を落として、回転数の違いで点火時期が大きく変わるのを変更して見ました。

オーナーと同じアクセルワークが出来る訳ではないので

完ぺきではありませんが、自分が乗った感じでは2000rpm付近で

車が加速方向に動いたと思えば、エンジンブレーキが掛かると言う症状は緩和されていたと思います。

 

Z33前期や中期のVQ35とは違い2GRエンジンは現車セッティングでかなりパワーが上がります。

SARDのキットで6速に載せ替えている人はCUVUがすでにインストールされているので

セッティングの費用だけでOKです。

この機会に如何ですか?