スバル部品による陰謀に巻き込まれていた(笑)GRB インプレッサの6速ミッションOHですが
車両オーナーには何の責任もないので、店としてはキチンと規定値通りの作業を心がけ
メインギアとカウンターギアを組みこんで行きます。
周辺のパーツだけでなく、エンドケースまで交換を余儀なくされた
問題の1速ギア
スリーブも合わせて色が違います。
単純に新品だと言う違いもあると思いますが
ここまで色が違うともともとの1速とは異なる種類の表面処理掛けてない?って思ってしまいます。
スリーブがハマる部分のギヤは
特に形状変更した様子はありませんが2速に比べると山の尖りがセンターになってます。
2速は尖りが歯の左側にオフセットしてますよね。
プレスによる各ギヤのはめ込みが終わると、今度はケースへの組込みです。
各ベアリングのセンターをなるべく良い方向になるように工夫しながら
メインシャフト、カウンターシャフト、フォークシャフト等を組み上げて
メインケースまで組み込んだら、エンドケースを装着するために必要なガスケット類の入荷を待ちながら
車両側の準備として、クランクリアオイルシールやフライホイール、パイロットベアリングを交換して行きます。
ミッションASSYが組みあがったら
早々に車両へ組み付け
フロントドライブシャフトや
プロペラシャフトを装着し
インタークーラー等のエンジンルームのパーツを元に戻したら基本作業は完了です。
一度試運転を行い
各部の緩みや干渉が無いことを確認したら、アンダーパネル類を装着してすべての作業が完了となります。
あっ念のため
スバルからリコールが出ていないか該当の車台番号を検索して見ましたが
との事です・・・